土地をギャンブルとして扱うには、地価のサイクルを的確に読んで、いつでも動かせる土地を用意しておかねばなりません。したがって、まず自宅の土地を使ったギャンブルなどは絶対にしないことです。いくら慎重でも投資に失敗はつきものです。しかし、サイクルを読み違えて、そのまま塩漬けにせざるをえなくなっても、土地の持つ本質をしっかりと理解していれば別に慌てることはありません。なぜなら、土地は「なくならない」からです。株式はその会社が倒産したら、その日からただの紙くずと化してしまいますが、たとえ大地震が起こって建物がすべて瓦解したとしても、土地の存在が損なわれることはきわめて例外的でしょう。株式は、不動産に比べて流動性が高い、つまりやばいときにはすぐに売り逃げることが可能です。しかし、株式で表象される会社の事業リスクをすべて被る覚悟も必要です。株主の思いとは別に、時に会社の経営者というのは勝手に増資をしたり、配当を減らしたりします。もちろん株主として一定の発言権はあるものの、基本的にその運営については他人任せのものです。流動性が高いだけに毎日価格が気になるものですし、価格が下がれば売らなければいけないと思いがちです。
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