地価には農地価格と市街地価格の2種類があり、市街地価格の値上がり率は意外にマイルド(適度の)なものである。最近の5年間でいえば経済成長率を下回っている。しかし、周辺に社会資本が整備されて農地が市街地にジャンプするときの値上がり率はきわめて高いものがある。大都市郊外部の値上がり率が年間20−25%に達するというのはこういう場合をさしている。(中略)(社会資本が)拡充されて農地の市街地化か大規模に実現したとすると、ある土地は確かに値上がりするが、市街地全体としては供給過剰になって値上り率は鈍化するはずである。
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こういう状態が日本全体としては、少しずつながらも進行しており、その影響は水がしみこむように徐々に現われてきていると思う。市街地価格の上昇が経済成長率を下回る程度である以上、年功序列による昇給も加味したサラリーマンの所得増加率は地価の上昇より高くなる可能性がある。だからマイホームの用地は年々近づいていると思うがどうだろう。」