全国マンション情報ブログ

和風を演出する意外なポイント

2011.11.04

我が家の設計の基本コンセプトは、はじめから「新しい日本人の家(ネオ・ジャパネスク・デザイン)」だった。2年半のヨーロッパでの生活を通じて、洋風の家の美しさも便利さも知っているつもりだが、だからこそ逆に「現代和風」を目指した。日本人として、また一人のビジネスマンとして、「新しい日本人が住むための器」を、自分をモルモットにして建ててみたいと思ったのだ。また、家を建てるとなると、広い敷地がなければ格好がつかない。

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深い軒や庇の上に煉銀の瓦を乗せた切妻屋根と土壁の家は、ゆったりとした敷地に平屋が似合う。そして門から玄関までの深い引きがあってこそ趣が活きる。我が家の敷地では残念ながら、それは無理だ。また、なんでもかんでも「和風」「和風」と決めつけるのではなく、のちに述べる「和風のエッセンス」を大事にしながら、洋式の便利さもハイブリッドに採り入れるよう工夫した。ここでは、和風に似合うヒノキやナラのような肌色の素材や珪藻土をなるたけぬ富に使うことのほかに、「現代和風」の演出にとって欠くことのできない、いくつかの大事なポイントを紹介する