全国マンション情報ブログ

日本の気候を無視した建材と工法

2011.10.07

日本の教えである「借金はダメ」から「家は借金をしてでも建てなさい」という考えに変わったのです。これが、現在の建材メーカーやハウスメーカーが誕生する大きな要因となりました。それまでは、職人さんが山から木を切って運び出し、部材を削り出して3〜4年もかけて一軒の家を造っていました。私の父もそうした丁寧な家造りをする職人の一人でした。しかし、それでは生産が追いつかなくなり、大規模な工場での大量生産に切り替わりました。この当時、建材メーカーが設立され、新建材と呼ばれる工業化製品が生まれました。その質の悪い資材を使い、住宅メーカーが質の悪い家を建て始めたのです。さらには、ハウスメーカーは、その莫大な宣伝力を使い、「木造は長持ちしない、軽量鉄骨のプレハブこそが長持ちする家だ」という間違った考えをユーザーに植え付けたのです。また、先にも言ったように住宅ローンができたのもこのころです。このころから核家族化が進み、欧米の文化が住宅の間取りにも採用され始めました。住宅が30年持たないのは、日本の高温多湿の気候を無視した間取り、工法、材質を用いたことが原因です。

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